🔥 NANGA ヒノックリップ ラバイマバッグ S 600 レビュー|難燃×ダウンの進化系スリーピングバッグが登場

NANGA ヒノックリップ ラバイマバッグ S 600

火のそばでも安心。新素材『ヒノックリップストップ』採用の封筒型ダウンバッグ
NANGAから新登場したヒノックリップ ラバイマバッグ S 600は、キャンプやフェス、車中泊など幅広いシーンに対応する新しい封筒型スリーピングバッグ。最大の特徴は、NANGA独自の難燃素材「ヒノックリップストップ」を採用したこと。焚き火の火の粉にも強く、炎のそばで安心して使える寝袋として注目を集めています。見た目はクラシックな封筒型ながら、内部構造や素材は最新テクノロジーでアップデート。まさに「アウトドアの現場から生まれた実用派ダウンバッグ」です。



目次

難燃素材『ヒノックリップストップ』とは?

ナンガが新たに開発した難燃素材『ヒノックリップストップ』は、アラミド繊維を配合した高耐久ポリエステル生地。アラミドは防護服や宇宙服にも使われるほど難燃性・耐摩耗性に優れた繊維で、焚き火キャンプに最適。また、生地を格子状に編み込むリップストップ構造により、もし破れが生じても裂け目が広がりにくい仕様。さらに捲縮糸を使うことで自然なストレッチ性と弾力を持たせ、快適な寝心地を実現しています。※完全な不燃素材ではないため、直火や強い火の粉には十分注意が必要です。


封筒型×ドラフトチューブで冷気をシャットアウト

ヒノックリップ ラバイマバッグ S 600は、フード付き封筒型シリーズ。ファスナー部分には冷気侵入を防ぐドラフトチューブを配置。上面には軽量で保温性の高いダウン(Re:CYCLE DOWN 650FP)、下面には圧力によって潰れにくい化繊綿(シングルキルト構造)を採用することで、効率的な断熱性能を実現しています。理にかなった構造で、春〜秋のキャンプや冬の車中泊まで幅広く活躍します。


NANGAクオリティ|Made in Japanの信頼

NANGAの製品は、すべて滋賀県米原市の自社工場で熟練職人によって生産されています。羽毛の洗浄は、三重県の河田フェザー社による国内加工。伊勢平野の超軟水で洗浄されたダウンは、不純物が少なく、匂いがほとんど残らない高品質仕様。このこだわりが、長年ナンガが「MADE IN JAPANクオリティ」として信頼されてきた理由です。さらに、製品は永久保証付き。自社製造だからこそ、修理対応まで安心して任せられます。


YKK × NANGA|噛み込みを防ぐファスナー構造

ファスナーにはYKK製の特殊スライダーを採用。スリーピングバッグでよくある「生地の噛み込み」を防ぐパーツが組み込まれており、開閉がスムーズ。噛み込み防止ガイドにより生地を中央に誘導し、破損を防止。さらに、暗闇でも操作しやすい蓄光樹脂パーツを採用しており、夜間でもストレスなく使用可能。細部にまでNANGAらしい“実用性の美学”が感じられる仕上がりです。


スペック詳細

・表生地:ヒノックリップストップ(ポリエステル96%、アラミド4%)
・裏生地:15dnナイロンリップ
・内部構造:ボックスキルト構造
・中綿:Re:CYCLE DOWN(650FP)/ダウン量600g
・サイズ:80×215cm
・収納サイズ:46×46cm
・重量:2,250g
・カラー:KHA(カーキ)
・製造国:日本製

封筒型らしいゆとりのある設計で、寝返りをしても窮屈さを感じにくく、快適な寝心地を提供します。


実際に使って感じたポイント

・焚き火のそばで安心して使える難燃素材がありがたい。
・封筒型でゆったりしており、寝袋内で動きやすい。
・ドラフトチューブの効果で夜間の冷え込みでも快適。
・YKKファスナーの開閉が滑らかで、噛み込みストレスなし。
・2kg超えでも持ち運びは苦にならず、車中泊にも最適。
・国産ダウンの品質が抜群で、湿気を感じにくい。


こんな人におすすめ

・焚き火中心のキャンプスタイルが好きな人
・難燃素材の寝袋を探している人
・封筒型でゆったり眠りたい人
・国産クオリティのダウンにこだわる人
・オールシーズン対応のシュラフを1本で完結させたい人


まとめ|“燃えにくい”と“暖かい”を両立したNANGAの新定番

NANGA ヒノックリップ ラバイマバッグ S 600は、難燃素材の安全性と国産ダウンの快適性を融合した新しいスリーピングバッグ。焚き火のそばでも安心して使え、冷気を遮断するドラフトチューブ付きで夜間もあたたかい。YKKファスナーの噛み込み防止や蓄光パーツなど、使う人のストレスを徹底的に減らしたNANGAらしい仕上がり。まさに「焚き火を楽しむための寝袋」。安全・快適・耐久性を求めるキャンパーに最適な一枚です。


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