ソロキャンプやツーリングキャンプを快適にするには「軽量テント」が欠かせません。そこで今回は人気の Naturehike Cloud Up2 Pro、Helinox タクティカル アタックソロ、モンベル ステラリッジ2 を比較し、それぞれの特徴をまとめてみました。
スペック比較
🌿 Naturehike Cloud Up2 Pro

- 重量:約1.7kg
- サイズ:210×125×100cm
- 耐水圧:PU4000mm
- 特徴:軽量&コスパ抜群、ソロキャンプ向け
- 価格帯:2万円前後
🎒 Helinox タクティカル アタックソロ

- 重量:約2.0kg
- サイズ:220×130×110cm
- 耐水圧:PU2000〜3000mm
- 特徴:タクティカルギアのデザイン性、ブランド力、設営が簡単
- 価格帯:7〜8万円前後
🗻 モンベル ステラリッジ2

- 重量:約1.5kg
- サイズ:210×130×100cm
- 耐水圧:1500〜2000mm
- 特徴:山岳対応、耐久性・信頼性が高い国産モデル
- 価格帯:本体4.5〜5万円前後+フライシート、スノーフライ、グラウンドシートなど、オプションとの併用
オプションフライシート▷https://a.r10.to/hkUoVq
各製品のレビュー要約
Naturehike Cloud Up2 Pro
- 良い点:軽量・防水性能が高い・価格が安い
- 注意点:ポール剛性は山岳テントほどではない
Helinox タクティカル アタックソロ
- 良い点:軽量性とブランドの信頼感、設営もシンプル
- 注意点:やや価格が高め、コスパで比べると割高感あり
モンベル ステラリッジ2
- 良い点:山岳対応、耐久性・安心感が圧倒的
- 注意点:価格が高め、前室がやや狭い
商品のポイント
設営ストレス:Cloud Up2 Proはポール本数が少なく“迷い”が少ない。Helinoxはギミック性◎だが慣れが要る。ステラリッジ2は合理的で荒天時も張り調整が効く。
風・雨への強さ:数字の耐水圧だけでなく、縫製・シーム処理・ガイライン取りが効く。荒天前提ならステラ2、平地3シーズン中心ならCloud Up2 Pro、デザイン性と十分な耐候のバランスはHelinox。
前室と動線:前室が狭いと雨天の出入りや靴管理で差が出る。荷物が多いツーリングなら前室広めの張り方が作りやすいHelinox タクティカル アタックソロが設営しやすく、前室も比較的広くとれるので、荷物の多いツーリングキャンプ派に向いている。
結露対策:ダブルウォールでもベンチレーション位置とフライ余裕が鍵。低地の無風・湿潤ではCloud Up2 Proは張り調整で回避、ステラ2は換気しやすい。
ポール剛性&補修性:山寄り運用は補修スリーブ常備が前提。モンベルは国内で部材供給が早い体験が多い。遠征や長期運用なら安心材料。
重量とパッキング:総量だけでなく収納長さが車載・バイク積載の自由度に直結。Cloud Up2 Proは軽量・細長、ステラ2は短くまとまりやすい印象。
居住性(腰・肩の余裕):就寝時の壁面の立ち上がり角が寝返りの快適度を左右。雨天停滞が想定されるなら、自分の肩幅+装備分の余裕を確保したい。Helinox タクティカル アタックソロは、インナー幅130cm、壁面も比較的立ち上がりが良いので腰・肩の余裕が出やすい。ソロ利用なら荷物を置いても快適。デュオ利用はやや窮屈。
四季の使い分け:3シーズン平地&移動距離重視=Cloud Up2 Pro。肩*〜冬・高所・荒天=ステラ2。雰囲気と快適の両立・サイト映え=Helinox。*肩シーズン(=季節の端っこ)具体的には 晩秋〜初冬、早春 のことを指します。
コスパと寿命:初期費用を抑えてフィールド経験を積むならCloud Up2 Pro。長期耐久・再販価値まで見るならモンベル。Helinoxは所有満足と快適設計に投資する選択。
同時に用意したい物:良質ペグ(土質別)/追加ガイライン&自在/フットプリント/シーム補強剤。テント本体の評価を底上げする“実効装備”です。
最安値で購入するなら?
オンラインでは常に人気で、セール時はさらにお得になるので、在庫があるうちにチェックするのがおすすめです。
まとめ
- Naturehike:「軽量×低価格」で初心者〜中級者に最適
- Helinox:「ブランド×デザイン」で所有欲を満たす一張り
- モンベル:「山岳×耐久性」で長年の愛用に応える本格派
キャンプ歴15年の僕の結論は、最初の一張りならNaturehike Cloud Up2 Pro、長期的な安心感ならモンベルです。ちなみにモンベルは一張り持ってます。
コメント